フィリピン マニラ 住居の探し方。(その3)
今回は短期契約、長期契約についてです。
フィリピンでの賃貸の1年契約とは?
マニラでの賃貸は、基本は1年契約(半年というところも)を求められます。 この1年契約というのが厄介で、この1年契約終了ぴったりのタイミング以外で解約する場合にはセキュリティデポジット(日本でいう敷金のようなもので2~3ヶ月分)が返ってきません。iPhoneを2年契約で買うのとちょうど同じような感じです。
ただし、1年契約といっても、1年分の家賃の支払いを要求されるわけではなく、セキュリティデポジットの放棄で勘弁してくれることが多いです。これは家主さんによって変わってきますので要確認となります。
このことさえ知っておけば、賃貸の交渉時に、○ヶ月以降どのタイミングでもセキュリティデポジットを放棄せず解約できる契約にする代わりに、家賃を少し高めの設定にするなど、先方が納得できる条件をつければ交渉の余地はあるでしょう。また、1年住んだ後の契約更新時に半年ごとの契約にするなどはそのままの条件で納得してくれることもあるでしょう。
フィリピンではとにかく無知と経験不足は、必ず損をさせられます。逆にルールとか相場を知っていれば、お互いに納得できるラインを探りつつ、いい形で納める融通が利くというのはいい部分でもあります。(ただし契約してしまった後は融通利きません)
短期の賃貸契約について
Short term rental(1ヶ月などの短期契約)もありますが、割高であることが一般的です。だいたい50パーセント増しといったところでしょうか。
マラテエルミタの賃貸物件でグレードがよい物件を例に取ってみます。エルミタのMalvar StreetとAdriatico Streetの交差点(パンパシフィックホテルがある)近くのDakota Residencesの1Bedroom & Dining Roomの場合。
家具無し1年契約 1ヶ月25000ペソ
家具つき1年契約 1ヶ月29000ペソ
家具つき1ヶ月契約 1ヶ月45000ペソ
これらは、私が内見をして直接話をして聞いた値段ですので、空いている部屋の場所、条件や時期によっては値段が違うこともあります。このタイミングでは、ちょうど150%です。条件付で40000ペソで契約できる部屋もあったタイミングも。
電気代、水道代などが込みといっても、割高に感じるかもしれませんが、管理事務所が同じ建物にあるダコタマンションでこれですから、物件によっては2倍設定もありえます。
たまたま短期契約も可能という物件にぶつかることもありますが、家賃が割高ではない場合、セキュリティデポジットの返還条件が違うとか、細かいところで結局帳尻が合うようになっているので、数ヶ月で滞在される方は、例えば僕の家のような複数のベッドルームがある部屋に住んでいる人の家にお金を払ってでも住むのが一番安心でしょう。たとえ1年以上の滞在であったとしても、いつ出て行っても損をしないというのはすごく得なことなんです。ほとんどの人はそこに気付いていないんですがね。
今、マカティ市のリトル東京近辺と、パサイ市のヒルプヤット駅周辺で、複数ベッドルームのある部屋に住みたいという人探しています。ぜひお問合せください。
フィリピン滞在なんでも個別相談 1000ペソ (2時間以内)
マニラのガイド(3名まで) 5000ペソ(10時間以内)
英語コーチングパッケージ 10000ペソ(3時間セッション4回)
個別相談以外の値段について、高いよ!とか遠方に連れてってなど要望いただければ、内容を調整してコストを下げることも出来ます。どれも、内容はかなり濃いと思いますし、相場から見ると安く設定してますので、あくまで空いていれば承るということで了承願います。 sucre121@gmail.com までお問合せください。