新興国のモバイル環境向けアンドロイドブラウザ設定。
日本ではモバイルインターネットであっても十分な速度が得られ、また使い放題が前提ですね。しかし、フィリピンなど新興国ではインターネットの速度が非常に遅い、遅くてつながりにくい割りに使い放題プランは結構高い(月1500円~2800円)ので、いろいろ工夫が必要になります。
いろいろな工夫とは、インターネット自体の使い方の工夫と、携帯電話のプランの工夫です。
後者は先日このブログで紹介しましたね。1ヶ月のデータ使用量を1000MBに絞ることで電話や携帯メールなどあまり気にせず使っても、携帯キャリアに支払う金額は1ヶ月400ペソ(1000円程度)に収まりました。アプリのダウンロードやYoutubeなどは、Wi-Fi環境のある場所でしてさえいれば、その他のインターネットにもついても、特に意識せず1000MB以下に収まります。(そもそもスピードが遅く、そんなにインターネットを使えない。)
それでもけっこう使ってしまいそうで心配、とかもっとサクサクインターネットを楽しみたいという人にはさらなる工夫が必要です。最初、Pocket(Read It Later)とか、Kindle端末にテキストデータを送ることができる"Push to Kindle"などをフル活用!と思って後で読む系のアプリや、GoogleのCurrentsなどRSSリーダーをいろいろ試してみたのですが、意外なタイミングでインターネット接続が必要になったりして、オフライン環境でサクサク読めるという感覚にはなりませんでした。
そこでおすすめなのが、テキストベースのウェブブラウザ利用です。
以前まではFirefoxでは画像のロードをオフにする機能があったようなのですが、現在はナシ。Chromeにもナシ。
普段はChrome使いなのですが、意外な盲点として、、、アンドロイドの標準ブラウザに、画像のロードをオフにする機能がありました。設定は、
Setting > Bandwidth management > Load imagesのチェックをはずす
これで以上です。
ですので、普段はChromeのアンドロイドアプリでインターネットを使いつつ、データ量を節約したい&サクサクテキストだけでインターネットを楽しみたい時は設定済みの標準ブラウザで、というのがおすすめです。
日本にいると想像できないことですが、フィリピンなど新興国ではこういう細かい工夫でずいぶん不便が解消されます。その他、Lynx Web Browserというテキストベースのウェブブラウザアプリとしておすすめです。(普段Chrome使いにしておけば、テキストでのブラウジングは設定済みの標準ブラウザで十分ですが・・・)
おまけ:
Google Translateアプリ
ブラウザから普通に検索できますが、ぜひアプリをダウンロードしておきましょう。
そして、重要なのがオフラインで翻訳ができるようにする言語データのダウンロードです。英語の言語データはインストール時点で入っていますので、日本語のデータを落としましょう。手順は、
Settings > Manage Offline Languages > Japanese を選択。
以上です。
タガログ語の言語データが提供されていないのが残念。中国語、インドネシア語、ベトナム語、タイ語などは提供されています。
Tagalog<>English Dictionary
オフラインで使えるタガログの辞書としてはmobile systemsという会社が提供しているTagalog<>English Dictionaryが一番おすすめです。単語の意味の部分にあるワードをクリックすると、そのワードがそのまま検索できたりと芸が細かいです。
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個別相談以外の値段について、高いよ!とか遠方に連れてってなど要望いただければ、内容を調整してコストを下げることも出来ます。どれも、内容はかなり濃いと思いますし、相場から見ると安く設定してますので、あくまで空いていれば承るということで了承願います。 sucre121@gmail.com までお問合せください。